恋愛小説、泣ける本からマニュアル本まで。
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山本文緒 著 ; 文藝春秋 出版 / 2004.4
****日本文学**エッセイ****
おすすめ読者年代 社会人、女性向け
読みやすさ ☆☆☆☆☆ 5
納得指数 ☆☆☆☆☆ 5
直木賞作家。元少女小説作家。
そんな作者が書いたエッセイを集めた作品です。
コンセプトがないものなので、
何かについて書いてあるというわけではありません。
強いて言うなら「恋愛」でしょうか。
特に読書好きと言うわけでもない元OLの作者が、
なぜ作家になったのかだとか、
離婚歴のある彼女が、結婚というものについて語ったり
エッセイ自体に統一感はないものの、
山本文緒サンの自論に納得させられました。

林真理子 著 ; 小学館 出版 / 2003.10
****小説**日本文学****
おすすめ読者年代 20代以上
恋愛指数 ☆☆☆★★ 3
ドロ沼度 ☆☆☆☆★ 4
幸せ指数 ☆★★★★ 1
ドラマ原作になったこの本。
大手企業に勤める33歳独身OL奈央子は微妙な年頃になっていた。
大手の企業で結婚なんていつでもできると思っていたはずなのに。
決して容姿が悪いわけではなく、どちらかといえばいい線のはず。
ファッションにも手を抜かず、商社に勤め、それなりの出会いもある。
それなのになぜ結婚できないのだろう。
人のために嫌な役回りをつとめることもある。
後輩にも人気がある。
給料だってかなりいい金額をもらってる。
そのお金で自分を磨くのも忘れてはいない。
間違ったことなど何もしてないはず。
それなのになぜこの年になっても結婚していないのだろう。

蝶々, 伊東明 著 / 徳間書店 出版 / 2004.11
****哲学**マニュアル本****
おすすめ読者年代 大学生もしくは社会人以上
恋愛指数 ☆☆☆☆★ 4
納得指数 ☆☆☆☆☆ 5
読み易さ ☆☆☆☆☆ 5
銀座のホステスといえば、女を武器に戦う人達の代表格だ。
女を武器に、と言うと夜をともに過ごすことではなく、
自分の商品価値を知っているから安く売らないんだと思う。
今恋愛マニュアル本が流行りらしく、
「モテるためには」とか、「いい女の条件」とか
その手合いの本がたくさん出版されて書店にもずらずらと並んでいる。

松久淳+田中渉 著 ; 新潮社 出版 ; 2004.9
****文学**日本文学****
おすすめ読者年代 高校生以上
家族度数 ☆☆☆★★ 3
感動指数 ☆★★★★ 1
感涙指数 ☆☆★★★ 2
天国の本屋の続編。
主人公のイズミは結婚詐欺師。
結婚詐欺を成功させて、自分の美貌のために使わなければ。
切羽詰った29歳。
今度の獲物は今までで一番の「大物」。
そのためなら汗ばんだ手で肩を抱かれようが、
今時それはないだろう?というような
アロハシャツのペアルックにも我慢してやる。
心の中で毒づきながら、どうかバレませんようにと願いながら・・・
「この人、結婚詐欺師ですよ」
そう、そんなことを言ったりする奴が現れませんように・・・。
え?
振り返るとアロハを来た初老の男が立っている。
イズミの経歴を次々と口にするアロハの初老男。
今まで起訴処分には至ってないが、検挙6回と言う事まで知っている。