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本を読む女 (新潮文庫) 本を読む女 (新潮文庫)
林 真理子 著
新潮社 出版 / 1993.3(285p)

****日本文学**小説****
お薦め読者年代 社会人以上
戦争指数 ☆★★★★ 1
読書指数 ☆☆★★★ 2
人生指数 ☆☆☆☆★ 4  

万亀は本を読むのが好きなだけの平凡な女の子。しかし突然の父の死と戦争の始まりによって、彼女の人生は否応なく時代の流れに巻き込まれてしまう。
進学、就職、結婚という人生の岐路において、常に夢や希望を現実に押しつぶされつつも、読書を心の支えに懸命に自分の人生を生き抜いた万亀。著者自身の母親をモデルに、一人の文学少女の半生と昭和という時代を描いた力作長編小説。
「Bookデータベース」より

林真理子さんのエッセイが読みたいと思ったのですが、小説でした。

小説の舞台が大正から昭和だったことは、予想外だったのですが、
最後まで一気に読めました。

でもまぁ社会人女性向けかな。
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猫鳴り 猫鳴り
沼田 まほかる 著
双葉社 出版 / 2007.8(205p)

****日本文学**小説****
お薦め読者年代 高校生以上
ネコ指数 ☆☆☆☆★ 4
人生指数 ☆☆☆☆☆ 5

猫が好きでどうしようもない登場人物の出てくる話ではないし、
かといって、化け猫が恐ろしいことをしでかす話でもありません。

猫のモンとその周りの人間の話です。
モンの気持ちが描かれているわけではなく、
どこにでもありそうな猫と人間の話で、
どこにでもいそうなわけではない、猫のモンの話。

モンはしゃべりだしたりするわけじゃないけれど、
捨て猫だったモンの一生が最後まで描かれています。
そしてその周りの人間(伸枝、行雄、藤治)の一人称三部立てになっています。

猫を飼ったことがあってもなくても読めますが、
明るくなれる話でも、不幸な話でもありません。

登場人物たちは誰かに相談して解決するわけではない悩みを各々持っています。
人間と猫の話。そしてちょっと切なく暗く。

すっきり爽快になれる本ではなかったけれど、
人間のもつ、暗い渦のような深い場所を描いてあるような本でした。
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LOVE or LIKELOVE or LIKE
祥伝社 出版 / 2006.7

****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 高校生以上
恋愛指数 ☆☆☆☆★ 4
読みやすさ☆☆☆☆☆ 5

複数作家による短編集。

『リアルラブ?』 / 石田衣良
『なみうちぎわ』 / 中田永一
『ハミングライフ』 / 中村航
『DEAR』 / 本多孝好
『わかれ道』 / 真伏修三
『ネコ・ノ・デコ』 / 山本幸久

男性作家ばかりでの恋愛をテーマにした短編集。
恋なの?それとも勘違い?もしかしたら愛?

思い出だったり、あまりに近い存在だったり、
顔を見たことのない相手だったり、LOVE or LIKEの相手は
思いもかけない場面で現れたり、忘れられなかったりします。

読みやすくて、恋愛小説が読みたい人。
新しい作家を開拓したい人向きです。
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愛がなくてははじまらない。 愛がなくてははじまらない (だいわ文庫)
唯川 恵 著 ; 大和書房 出版 / 2006.2(192p)

****日本文学**エッセイ****
恋愛指数 ☆☆☆☆☆ 5
本音指数 ☆☆☆☆☆ 5
読みやすさ☆☆☆☆☆ 5

大和書房のホームページに2001年1月から12月の間
連載されていたエッセイ加筆修正したものである。

*****引用*****
でも、私は後悔した。
どうしてあんな男を好きになったのかと、死ぬほど後悔した。
ずっとずっと前のこと。
私は、世の中にはロクデナシという男がいることを知った。
**************

恋愛について書いたエッセイです。
女が20代30代と経験する(であろう)
恋愛感だったり後悔だったりを書いてあります。

ひとつの項目が7ページから9ページなので
時間がなくてもサラッと読めます。

でも女の子なら、女性なら
書いてあることに、共感できたり目を背けたくなったりする
リアリティのあること、著者の経験を書いてあります。

年をとって自分を俯瞰することができるようになったら
こういう価値観を持てるのかな。
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シュガーレス・ラヴ シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)
山本 文緒 著 ; 集英社 出版 / 2000.6(271p)

****小説**日本文学****
おすすめ読者年代 高校生以上
恋愛指数 ☆☆☆★★ 3
女性指数 ☆☆☆☆☆ 5
読みやすさ☆☆☆☆☆ 5

**目次**
彼女の冷蔵庫(骨粗鬆症)
ご清潔な不倫(アトピー性皮膚炎)
観賞用美人(便秘)
いるか療法(突発性難聴)
ねむらぬテレフォン(睡眠障害)
月も見ていない(生理痛)
夏の空色(アルコール依存症)
秤の上の小さな子供(肥満)
過剰愛情失調症(自律神経失調症)
シュガーレス・ラヴ(味覚異常)

目次を読んでわかるように、これは10の短編で
全ての物語には何かしらの病がある。

『シュガーレス・ラヴ』というタイトルからは
少し悲しい話なのかと思ったけど
最後はハッピーな感じのエンディングもあるし
イライラしたまま終わるものもある。

社会人、頑張る女性に向いている本かな。
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