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“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期
デイヴ・ペルザー 著 ; 田栗 美奈子 訳
青山出版社 出版 / 1998.4

****文学**記録・ルポタージュ****
おすすめ読者年代 高校生以上
涙指数 ☆☆☆☆★ 4
衝撃度 ☆☆☆☆☆ 5

(´・д・`) ・・・・重い。
これの紹介を書くのは気が重いよ・・・。

Itと呼ばれた子。
これは3部作になってまして、それの第一作目です。

(´・д・`) この本は古いですね。
1998年出版の本です。
去年単行本化されたので、ちょっと図書館に買ってみました。
でもハードカバーで買ったけどね。

この本の著者は全米でワースト3に入る、児童虐待をうけた人です。

ワースト3に入るって何も考えてなかったけど
もう、ひどすぎて物語を読んでるとしか感じられません。

殴る、蹴る、なんて序の口です。
コンロの上に上がれと言われたり、
弟の排泄物を食べるように強要されたり、
ご飯を食べたものを吐かされたり。

塩素ガスの充満した締め切った風呂場で掃除をさせられたり。

でもね。
この著者は
大人になったら空軍で働いてます。
空軍といえばアメリカではエリートになるんじゃないかな?

ひろりがこれを読もうと思ったのは
虐待の事実がどうだとかってことじゃなくて
人はどうやったら「過去」を越えられるのか。
どうやって越えたらいいのか?ってことを知りたいと思ったから。

強くないととかじゃないと思うんだよね。

1部は、ただただ虐待されていて
それでも「愛されていた記憶」がある少年。
少年は「愛」を やっぱりどこかで信じています。

1部はとりあえず・・・
あまりにリアリティを感じさせないくらいの虐待の記述です。


************感想(ネタバレ・注意)*************
虐待をうけていたりしても
殴られても、蹴られても、It(それ)と呼ばれていても
子どもは「愛されたい」と欲してしまう。

お母さんに、お父さんに、
「愛されたい」と。
いい子にすれば
きっと愛してくれると。

親を憎んでも
死んでしまえと思ったとしても
「愛されたい」と思ってしまう。

「自分が悪い子」だから
「愛して」もらえないんだと
子どもは思ってしまう。

それがどんな親であっても。

愛して欲しいと思うことが
抱きしめて欲しいと思うことが。

誰かに殴られれば
殴った方の拳も痛い。

でも、
自分が痛くないやり方で
「しつけ」されたとしても
それは、「愛」ではない。

愛して欲しい。
大人になっても思っていたとしても
今度は「親」が老いてしまっていて
「子ども」を恐がるようになる。

愛して欲しいと思う心は
大人になった子どもが親になり、どんなに「子ども」を愛したとしても
満たされる事はないんじゃないだろうか?

それをデイヴ・ペルザーは越えたのだろうか?

まだ、完結編を読んでないんだけど
成長してからの方が、大人になってからの方が
心が痛いのがわかります。

読んで欲しいとはいえません。
でも、こういう事(虐待の過去)で心を痛めている人がいるならば
読んでみてもいいのではないのでしょうか。
It と呼ばれた子 それと呼ばれた子 それとよばれた子
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