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神様のパズル 神様のパズル
機本 伸司 著

内容キーワード
「文庫」 「原作本」 「映画化」 「大学生」 「SF」

留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、
不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるように
との無理難題だった。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。
だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、
なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。
僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを
立証しなければならないことになるのだが…。第三回小松左京賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)

ひろりの学校の卒業生が図書館に寄贈してくれた本です。
同名映画の原作本になっております。
市原隼人君が主演だったかな。

主人公は普通もしくはそれ以下の大学生の綿貫。
進級も危うい綿貫は、教授から「穂瑞沙羅華を登校させろ」と言われ、
点数稼ぎのために彼女の自宅に向かいます。

しかし天才少女と騒がれていた彼女は、綿貫のことを完全にバカにしている態度。
何もかもわかりきったような態度の物言いに腹の立った綿貫は、
「宇宙はつくれるのか?」という疑問をぶつけます。
その問いかけが、あれよあれよと言う間に、進級をかけた問題に発展していくとは。

表紙のイメージとは全く違い、恋愛要素は薄く、
物理の公式やら専門用語やらがバンバン登場する、がっつりSF小説です。

************感想(ネタばれ・注意)************
これ、ずいぶん前に読んだんだけど、感想書いてなかったなぁ。
一年くらい経ってる。でもかなり鮮明に覚えてます。

数学とか理科の話ががっつり出てくる、ザ・SF小説。
でも宇宙を作るというとんでもない発想は、現実にもあるんだねー。
小さな宇宙ができたら、一体どんなふうになってしまうのか。
世界が不安定になる要素は否めないけれど、実行したくなってしまう。
それって科学の挑戦と好奇心がよくあらわれてると思います。

理数系が苦手だって思い込みがある人は、ちょっと読むのがしんどいかなぁ。
その箇所だけ読み飛ばせばいけるんだけど、この本の面白さは理論の展開だと思うので、
ちょっと面白さが半減してしまうだろうね。

宇宙を手にできるかもしれないなんて、ちょっと考えただけで恐ろしい。
でも天才少女ならではの発想、という物語の展開は面白かったです。
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