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重力ピエロ 
伊坂 幸太郎 著
内容キーワード
「映画化」 「原作本」 「家族」 「推理小説」 「ミステリー」
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。
家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。
そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。
溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
(「BOOK」データベースより)
“春が二階から落ちてきた。”とはじまる小説。
ちょっと切なくて悲しい、でも暗いわけじゃない物語。
今週公開の映画『重力ピエロ』の原作本です。
推理小説として読むより、家族のお話として読むほうが面白いと思います。
謎解き簡単だったぜ、ふふん。というのが好きな人向けではないです。

伊坂 幸太郎 著
内容キーワード
「映画化」 「原作本」 「家族」 「推理小説」 「ミステリー」
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。
家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。
そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。
溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
(「BOOK」データベースより)
“春が二階から落ちてきた。”とはじまる小説。
ちょっと切なくて悲しい、でも暗いわけじゃない物語。
今週公開の映画『重力ピエロ』の原作本です。
推理小説として読むより、家族のお話として読むほうが面白いと思います。
謎解き簡単だったぜ、ふふん。というのが好きな人向けではないです。
************感想(ネタばれ・注意)************
町で起こる放火事件と、それを謎解くことになった兄弟の話。
その兄弟は、いわゆるワケありの家族の関係なのです。
伊坂作品は多数コミック化されているのですが、やっぱりキャラクターが強いんだね。
この作品の登場人物も、みんな各々素敵なキャラとして登場しています。
弟カッチョイイもんね。
あと“ジョーダンバット”みたいなアイテムが魅力的です。
ちなみに作中にはたくさんの小説の切れ端が登場しています。
三島由紀夫の『金閣寺』だったり、井伏鱒二の『山椒魚』だったり。
伊坂ワールドを楽しみたいなら、その小説も読むといいんでしょう。
伊坂さんは、生きているのが苦しくなることはないんだろうか、と不安になる作家。
きっとものすごく賢い場所で生きているんだろう、と思う作家。
グルグルと終わらない思考に、諦めと倦怠感とに慣れてしまっていたのですが、
ある時から、考え込むことをある程度コントロールできるようになった今、
伊坂幸太郎さんの作品を読むと、以前のその感覚が戻ってきてちょっとしんどい。
それって私だけ?と思わされるのは、作品に飲まれているからなんだろうなぁ。
伊坂幸太郎さんの作品は人気があるので、高校生もたくさん読んでいるのですが、
いまいち感想が述べにくい小説なのかもしれません。
あんまし上手に感想を述べてくれない・・・。
あらすじは簡単に話せるんだろうけど、
ミステリーのネタばれを話すのが平気なおバカさんは
伊坂作品が好きだとは思わないだろうし。
正義が勝つと思いたいけど実は正義は強くないというような
それをいっちゃぁおしまいよ、というガッカリする要素が小説の中にあるし、
でも悪いものは悪いんだっていう正義感がないわけでもない。
だけど、こういう物語が人気がある時代なんだなぁと思います。
読み終えた後、「そうとも、重力は消えるんだ」と思う愛の物語でした。
町で起こる放火事件と、それを謎解くことになった兄弟の話。
その兄弟は、いわゆるワケありの家族の関係なのです。
伊坂作品は多数コミック化されているのですが、やっぱりキャラクターが強いんだね。
この作品の登場人物も、みんな各々素敵なキャラとして登場しています。
弟カッチョイイもんね。
あと“ジョーダンバット”みたいなアイテムが魅力的です。
ちなみに作中にはたくさんの小説の切れ端が登場しています。
三島由紀夫の『金閣寺』だったり、井伏鱒二の『山椒魚』だったり。
伊坂ワールドを楽しみたいなら、その小説も読むといいんでしょう。
伊坂さんは、生きているのが苦しくなることはないんだろうか、と不安になる作家。
きっとものすごく賢い場所で生きているんだろう、と思う作家。
グルグルと終わらない思考に、諦めと倦怠感とに慣れてしまっていたのですが、
ある時から、考え込むことをある程度コントロールできるようになった今、
伊坂幸太郎さんの作品を読むと、以前のその感覚が戻ってきてちょっとしんどい。
それって私だけ?と思わされるのは、作品に飲まれているからなんだろうなぁ。
伊坂幸太郎さんの作品は人気があるので、高校生もたくさん読んでいるのですが、
いまいち感想が述べにくい小説なのかもしれません。
あんまし上手に感想を述べてくれない・・・。
あらすじは簡単に話せるんだろうけど、
ミステリーのネタばれを話すのが平気なおバカさんは
伊坂作品が好きだとは思わないだろうし。
正義が勝つと思いたいけど実は正義は強くないというような
それをいっちゃぁおしまいよ、というガッカリする要素が小説の中にあるし、
でも悪いものは悪いんだっていう正義感がないわけでもない。
だけど、こういう物語が人気がある時代なんだなぁと思います。
読み終えた後、「そうとも、重力は消えるんだ」と思う愛の物語でした。
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