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ひとり日和ひとり日和

青山 七恵 著 ; 河出書房新社 出版 / 2007.2(169p)

****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 大学生もしくは社会人
読みやすさ ☆☆☆★★ 3
恋愛指数 ☆☆★★★ 2
仕事指数 ☆☆★★★ 2

第131回芥川賞受賞作品。
学校の先生が「読む?」と軽く言われて、言われるがまま借りて帰って
読み終えた後「芥川賞か」と気づいた。

主人公の知寿は今時の若者と表現されるようなクールな性格。
そして仕事をするわけでもなく学校に行くでもない、いわゆるニート。
教員をしている母が中国に留学するというので、
父のいない知寿は1人暮らししても日本に残ることを選ぶ。
そして遠縁にあたる吟子さんの家に居候することになる。


芥川賞選者の石原慎太郎、村上龍が絶賛したというこの作品。
強く指摘し、今の若者はこうだ!と表現するのではなく
主人公とその周りの環境を淡々と描いた作品です。

個人的に感想を言うと、読みやすいけど、他の作品を読もうとは思わないかな。
『ニート』絲山秋子さんの方が面白かったかな。

************感想(ネタバレ・注意)*************
吟子さんは彼氏らしき人と行ったり来たりしている。
知寿は駅のキヨスクで働いて、彼氏と会ったりはしている。
恋の情熱が描かれているわけではない。
ちらりと登場する知寿の母は情熱的に生きている。

知寿は盗癖を持っている。
そして何か強い意志だったり、感情だったりがあるわけではない。

今は強い意志だったりがある若者の方が奇妙なのかもしれない。
だから、この物語は時を経て価値が上がるのかもしれない。
でも今はよくわかんないな。
私が村上龍も石原慎太郎もすごく好きなわけじゃないからなんだろう。
だから両氏が好きな人は読んでみて下さい。
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