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伊坂幸太郎, 石田衣良, 市川拓司, 中田永一, 中村航, 本多孝好 著
祥伝社 出版 / 2005.7
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 高校生以上
恋愛指数 ☆☆☆☆☆ 5
読みやすさ☆☆☆☆☆ 5
透明ポーラーベア / 伊坂幸太郎
姉の元彼氏と偶然水族館で再会するお話。
魔法のボタン / 石田衣良
失恋したばかりの主人公と、20年近くになる幼馴染の女友達とのお話。
卒業写真 / 市川拓司
卒業して9年経って、中学の頃の同級生に偶然再会するお話。
百瀬, こっちを向いて / 中田永一
恋愛経験のない、期待さえ抱いてない主人公が
いきなり彼氏のフリをすることになるお話。
突き抜けろ / 中村航
彼女と電話もデートもパターンを決めた大学生の主人公と
告白も出来ないその友達。そして友達の破天荒な性格をした先輩のお話。
Sidewalk talk / 本多孝好
離婚することを決め最後の晩餐をする日、二人の事を回想するお話。
の6編です。
それぞれ長さの違う作品が収められた短編集なので読みやすいと思います。
恋愛ばかりの作品であること、そして相当可愛い装丁になっています。
読書対象は社会人ぐらいかな。
気安く読めると思いますので是非どうぞ。
************感想(ネタバレ・注意)*************
(゚Å゚)消えた。1時間かけて書いたのにね。
というわけで、感想も紹介も簡単に。
透明ポーラーベア / 伊坂幸太郎
白熊の毛の色は何色?
行方不明になった姉の好きだった白熊。その元彼氏。
偶然出会っても二人はとても気安い関係にあるわけではない。
弟からすれば姉貴の元カレってのは、
どんなに相手に気を遣っても、別れてしまえば縁もゆかりもなくなる他人。
でも偶然は繋がっていて、そんなのもいいじゃないか。
そういうオチにもっていくのは伊坂作品の好きなところだなぁ。
魔法のボタン / 石田衣良
石田さんの作品の登場人物は率直でとても痛々しくなる。
そして羨ましくもなる。
私には持ち得ないその感覚。
Happy endの作品なのに、いつもなぜか腑に落ちないのはそのせいだと思う。
幼馴染と恋をするって結構博打みたいなもんだと思う。
卒業写真 / 市川拓司
主人公が女の子なのはこの作品だけなんだけど、女の子が理想的過ぎる。
んー。本当の女の子はもっと打算的だったりシビアだったりすると思うけど。
なんて思いました。
ただ男の人からしたらこういう女の子であってほしいんだろう。
せめて好きな相手にはこういう主人公のふりをしてあげるべきだな。
9年経ってすがたも形も変わってしまった初恋のあの人。
そして彼のことを素直に好きだとは言えなかったけれど、
彼も私を好きでいてくれた。
んー。そうか。主人公の女の子に好きな人がいないってのがポイントか?
とか思ってるのが、私が大人になりすぎてしまった証拠の気がしました。
百瀬, こっちを向いて / 中田永一
男の子というのは何年も前の恩をずっと忘れずいるものなのか?
そりゃ命を助けてもらったらそうかもしれないけど、
この短編集が男の人の視点ばかりで書いてあるからなのか、
そんな「男」臭さを感じました。
命を助けられたこともある幼馴染のとてもカッコいい先輩から
彼女に疑われてるから浮気相手の彼女の彼氏のフリをしろって、
そりゃあんた(゚∀゚)ヤバイッショ!
自分の恋愛経験ゼロなんだからやめとけよ。
でも高校生ってこんなもんなのかなぁ。
登場人物の女の子が二人ともとても素敵。全部が全部を口にしない。
あぁ、やっぱりそういう女って男から見ても魅力的なのか。
突き抜けろ / 中村航
彼女が言い出した。
先が見えないのが不安だから決めましょうと。
電話の時間、デートの約束。その内容。
それにあー、そうなんだ、ってあわせてしまう主人公。
その友達は「恋は盲目」を地でいってるし。
そしてその先輩は猪突猛進のぐうたらでだらしない人間。
でもこのお話、面白かった。
一生懸命だと何もかもが素敵かもしれない。
Sidewalk talk / 本多孝好
離婚を決めた二人。
彼女が忙しすぎるからなのか、
それとも僕を軽々と越える彼女のサラリーが問題だったのか?
最後の晩餐で高すぎる店で硬い会話を交わす二人。
そんな中思い出すのは切れ切れの二人の記憶。
店を出るとき彼女の香水が香るシーンがとても好きでした。
後悔するかもしれない。でも僕達は選択していかなきゃいけないんだよね。
読み終えたとき、意外とつまんなかったなぁ、とか思ったけど。
感想書いてたら一編一編はとても面白かったなと思いなおしました。
やっぱり小説は短編集よりある程度量があるほうが好きだ。
男の人ばかりが書いてるから、あーわかる!ってのは少ない気がしたけど、
なんだか妙に納得しました。
いさかこうたろう いしだいら いちかわたくじ なかたえいいち なかむらこう ほんだたかよし アイラブユー
(゚Å゚)消えた。1時間かけて書いたのにね。
というわけで、感想も紹介も簡単に。
透明ポーラーベア / 伊坂幸太郎
白熊の毛の色は何色?
行方不明になった姉の好きだった白熊。その元彼氏。
偶然出会っても二人はとても気安い関係にあるわけではない。
弟からすれば姉貴の元カレってのは、
どんなに相手に気を遣っても、別れてしまえば縁もゆかりもなくなる他人。
でも偶然は繋がっていて、そんなのもいいじゃないか。
そういうオチにもっていくのは伊坂作品の好きなところだなぁ。
魔法のボタン / 石田衣良
石田さんの作品の登場人物は率直でとても痛々しくなる。
そして羨ましくもなる。
私には持ち得ないその感覚。
Happy endの作品なのに、いつもなぜか腑に落ちないのはそのせいだと思う。
幼馴染と恋をするって結構博打みたいなもんだと思う。
卒業写真 / 市川拓司
主人公が女の子なのはこの作品だけなんだけど、女の子が理想的過ぎる。
んー。本当の女の子はもっと打算的だったりシビアだったりすると思うけど。
なんて思いました。
ただ男の人からしたらこういう女の子であってほしいんだろう。
せめて好きな相手にはこういう主人公のふりをしてあげるべきだな。
9年経ってすがたも形も変わってしまった初恋のあの人。
そして彼のことを素直に好きだとは言えなかったけれど、
彼も私を好きでいてくれた。
んー。そうか。主人公の女の子に好きな人がいないってのがポイントか?
とか思ってるのが、私が大人になりすぎてしまった証拠の気がしました。
百瀬, こっちを向いて / 中田永一
男の子というのは何年も前の恩をずっと忘れずいるものなのか?
そりゃ命を助けてもらったらそうかもしれないけど、
この短編集が男の人の視点ばかりで書いてあるからなのか、
そんな「男」臭さを感じました。
命を助けられたこともある幼馴染のとてもカッコいい先輩から
彼女に疑われてるから浮気相手の彼女の彼氏のフリをしろって、
そりゃあんた(゚∀゚)ヤバイッショ!
自分の恋愛経験ゼロなんだからやめとけよ。
でも高校生ってこんなもんなのかなぁ。
登場人物の女の子が二人ともとても素敵。全部が全部を口にしない。
あぁ、やっぱりそういう女って男から見ても魅力的なのか。
突き抜けろ / 中村航
彼女が言い出した。
先が見えないのが不安だから決めましょうと。
電話の時間、デートの約束。その内容。
それにあー、そうなんだ、ってあわせてしまう主人公。
その友達は「恋は盲目」を地でいってるし。
そしてその先輩は猪突猛進のぐうたらでだらしない人間。
でもこのお話、面白かった。
一生懸命だと何もかもが素敵かもしれない。
Sidewalk talk / 本多孝好
離婚を決めた二人。
彼女が忙しすぎるからなのか、
それとも僕を軽々と越える彼女のサラリーが問題だったのか?
最後の晩餐で高すぎる店で硬い会話を交わす二人。
そんな中思い出すのは切れ切れの二人の記憶。
店を出るとき彼女の香水が香るシーンがとても好きでした。
後悔するかもしれない。でも僕達は選択していかなきゃいけないんだよね。
読み終えたとき、意外とつまんなかったなぁ、とか思ったけど。
感想書いてたら一編一編はとても面白かったなと思いなおしました。
やっぱり小説は短編集よりある程度量があるほうが好きだ。
男の人ばかりが書いてるから、あーわかる!ってのは少ない気がしたけど、
なんだか妙に納得しました。
いさかこうたろう いしだいら いちかわたくじ なかたえいいち なかむらこう ほんだたかよし アイラブユー
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