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村山由佳 著 ; 集英社 出版 / 2006.8(153p)
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 中学生以上
読みやすさ ☆☆☆☆☆ 5
恋愛指数 ☆☆☆☆☆ 5
満足指数 ☆☆★★★ 3
『天使の卵』の続編が『天使の梯子』。
これぞ恋愛小説と言った感じの2作品。
『天使の梯子』は、終わった恋への決別。
そして新しい恋へのスタートを描かれていて
久々にいいなぁと思った作品だった。
本書は『天使の卵』夏姫が主人公で回想シーンばかりなんだけれど、
新しいストーリー展開はほとんどありません。
アナザーストーリーは、夏姫の心情を書きつづった小説であると言えます。
「卵」と「梯子」の両作品が好きだった人は読んでみてもいいかもしれません。
あとは村山由佳さんと言う作家が大好きだから読むとか。
すぐ読めるし。
映画だけしか見てないって人や映画が好きな人にもいいかもしれない。
名シーン名台詞ばかりあつめた宣伝風。
************感想(ネタバレ・注意)*************
読んでみての率直な感想としては、
敢えてアナザーストーリーで出す必要はなかったんじゃないかと思えた。
夏姫が悩んだであろうことは容易に想像できるわけだし。
そう思いながら読みすすめると、最後の方に「卵」にも「梯子」にも描かれていなかったエピソードは少し書かれていた。
「誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかないのよ」
「梯子」を読んでいて、この台詞はインパクトがあった。
その台詞を口にした夏姫の今でも疼く心の傷を考えると、
後悔は一生自分で抱えるしかない、という決意は感動すら覚えた。
相手がその台詞にどれだけの気持ちを抱えているのか、と言うのは
想像し考え思い遣ることでのみ推し量れる気もする。
それを本書で説明してしまったのは、なんだかつまらないと思ってしまった。
答え合わせしてるみたい。
想像するから広がる世界がある。
読書に時間費やすなら、もう1回『天使の梯子』読みなおす方がいいなぁ。
読んでみての率直な感想としては、
敢えてアナザーストーリーで出す必要はなかったんじゃないかと思えた。
夏姫が悩んだであろうことは容易に想像できるわけだし。
そう思いながら読みすすめると、最後の方に「卵」にも「梯子」にも描かれていなかったエピソードは少し書かれていた。
「誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかないのよ」
「梯子」を読んでいて、この台詞はインパクトがあった。
その台詞を口にした夏姫の今でも疼く心の傷を考えると、
後悔は一生自分で抱えるしかない、という決意は感動すら覚えた。
相手がその台詞にどれだけの気持ちを抱えているのか、と言うのは
想像し考え思い遣ることでのみ推し量れる気もする。
それを本書で説明してしまったのは、なんだかつまらないと思ってしまった。
答え合わせしてるみたい。
想像するから広がる世界がある。
読書に時間費やすなら、もう1回『天使の梯子』読みなおす方がいいなぁ。
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