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アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著 : 西村醇子 訳
徳間書店 出版 1997.8
****文学**外国文学****

(´・д・`)b 今や超有名著書となった、ハウルと動く城の原作『魔法使いハウルと火の悪魔』の続編です。

続編と言ってもハウルとソフィー(魔女に変身させられた女の子の名前)はサブキャストです。

とりあえず図書館というシステム上続編があるものは入れます。
(´・д・`) だって続きがあるのに読めないなんて悲しいでしょ?

1997年に発行されたこの作品は以下続刊がありません。
2005年現在でないと言う事はこれで終わりでしょう。

(´・д・`) ひろり的にはもっと読みたいなぁ・・・
だって2作目のほうが読みやすかったし、ハウルが出てきたりソフィーが出てきたときに
(ノ*´∀`)ノ わーい!出てきた!!
てとてもドキドキしたもの。とてもワクワクしたもの。

ファンタジーって今とても流行ってます。
ライトノベルと呼ばれる文庫本で出ている、ゲームになったりアニメになったりするものも
見直されたりしてます。正しい評価を下されるようになった、という方が正しいかな?

でもゲームになったりするものじゃなくて
胸が躍るようなドキドキワクワクするもの。
いわゆる昔からあるファンタジー。
誰も死んだりしない。最後は意地悪なお姉さんまでが幸せになれるようなもの。
本の中に出てくる登場人物がみんな幸せになれるようなお話です。

一作目の『魔法使いハウルと火の悪魔』は、世界観を読むのにとても苦労しましたが
2作目になるとわかりやすかったです。
というより、こっちの方が古典文学を題材に出したりしない。
でもそれって一作目読んでないとわからないのかなぁ・・・(´・д・`) わからんちん。(アホ

でもとても楽しいお話でした。
ウキウキドキドキするものでした。


************感想(ネタバレ・注意)*************
魔法使いになりたいと思っていました。
それはやや本気で思っていました(痛
ハリーポッターは悪い魔法使いと善良な魔法使いがいます。
もちろん自分が主人公になるなら
善良な魔法使いになりたいなと思います。

でも誰しも弱い部分があって、強くなりたいと思うけどなれない部分がある。
主人公はこうなのに、僕はなんて弱いんだろうと思う。

アブダラが主人公のこの話は
アブダラは空想癖があって、ただのよわっちー男です。
ひろりから見たらよわっちー感じです。

「運命」だとかって言葉だけを信じていたりするくせに、疑り深い。

時間や運命の歯車だけがかみ合ってアブダラはどんどん先に進みます。
主人公のくせに周りの人のほうがよっぽど素敵です。

でも、アブダラの美点は、すぐ人を許してしまうところ。
あきらめてばかりの人生がそうさせるのかもしれません。

自分は適当なことを言って、結局は運命の歯車がかみ合って
アブダラはハッピーエンドを迎えます。

でも運命ってそんなものじゃないのかしら?
強い意志があるわけじゃない。
とりたてて素晴らしい才能があるわけじゃない。
でも前に進もうとする強い気持ちが運命を動かしているんじゃないのかしら。

お話の中なんだから、どうせならハッピーエンドであって欲しいしね。

(´・д・`) 個人的な意見ですけど1680円はチョッピリお高い値段かも。内容は素敵なんだけどね。

(´・д・`) しかし・・・ハウルがワガママで臆病なとこが好きだ。
ソフィーがメチャクチャ気が強いところや、
ジンが弟想いな所や悪事を楽しいと思っているところが好きだ。

(´・д・`) うーん。宮崎駿大先生。このチョイスはさすがです。
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