恋愛小説、泣ける本からマニュアル本まで。
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氷室 冴子 著 ; 集英社 出版 / 1999.4(307p)
****文学**日本文学****
おすすめ読者年代 中学生以上
歴史指数 ☆☆☆☆☆ 5
恋愛指数 ☆☆☆☆★ 4
冒険指数 ☆☆☆☆☆ 5
泣ける度 ☆☆☆☆☆ 5
『入道の変』の解決のために瑠璃姫と一緒に活躍した鷹男の東宮が、即位して新しい帝となった。
だが、浮気グセは相変わらずのようで(?)、熱心に手紙や使者を送ってくる。
それなのに許嫁の高彬は煮えきらない態度で、まったく頼りにならない。
とうとうキレた瑠璃姫は、出家するために縁の尼寺に駆け込むが、その夜、実家の三条邸が炎上した。
瑠璃姫を恨む何者かが放火したらしいのだが・・・!?(表紙裏より)
なんて素敵にジャパネスク2冊目です。
これって、コミックだと何巻くらいになるのかしら?
第一巻の続編となる本作は、一巻よりさらにスケールの大きな話になってます。
ひろりは、この「2」は泣いちゃいます。
まだ乙女な心が残っているんだ、と言う事にしよう (゚∀゚)
コバルト文庫になっているものは改版されているので、
こちらの方が読みやすいと思います。
1を読んだ人は是非読んで欲しい。
************感想(ネタバレ・注意)*************
以下、ばっちりネタバレなので、少しでも読んでみたい人は読まないで下さい。
一巻であった、東宮暗殺計画のあと、
東宮からの、イタズラ(?)のせいで、瑠璃はまだ高彬と結婚していません。
そのうちに、吉野君(よしののきみ)が出てきます。
ライトノベルとか、少女小説とか言うものには、
「そんな展開ありえないだろう」ってくらい、
困っちゃーう、どうしよぅー。
とヒロインが思わざるを得ない“実は”があるものですが、
この本も、考えようによっては都合のいい展開になるわけです。
それでも吉野君の正体を知って、自分の信じる道を進む瑠璃姫や、
ずっと瑠璃姫を想っていた吉野君には泣いてしまったりするわけです。
それでもいいじゃないか、と思ってしまう。
ストーリーとしては、本当に漫画的かもしれないけど、
身分や立場を考えるよりも、相手を想う気持ちや記憶で
損得考えないことがあってもいいじゃないか。
久々に本を読んで号泣してしまった。
しかし、それが少女小説と呼ばれるようなものであったのは
なぜか気恥ずかしい気がしてしまうのは、なぜでしょう。
本当は兄弟でした、なんてチープに思えるかもしれないけど、
平安時代には、ありえるかもしれない。
何しろ一夫多妻制が認められてたわけだし。
とりあえず、古典に興味を持つ子がいたらいいなぁと思うので、
生徒に薦めてみようと思う。
以下、ばっちりネタバレなので、少しでも読んでみたい人は読まないで下さい。
一巻であった、東宮暗殺計画のあと、
東宮からの、イタズラ(?)のせいで、瑠璃はまだ高彬と結婚していません。
そのうちに、吉野君(よしののきみ)が出てきます。
ライトノベルとか、少女小説とか言うものには、
「そんな展開ありえないだろう」ってくらい、
困っちゃーう、どうしよぅー。
とヒロインが思わざるを得ない“実は”があるものですが、
この本も、考えようによっては都合のいい展開になるわけです。
それでも吉野君の正体を知って、自分の信じる道を進む瑠璃姫や、
ずっと瑠璃姫を想っていた吉野君には泣いてしまったりするわけです。
それでもいいじゃないか、と思ってしまう。
ストーリーとしては、本当に漫画的かもしれないけど、
身分や立場を考えるよりも、相手を想う気持ちや記憶で
損得考えないことがあってもいいじゃないか。
久々に本を読んで号泣してしまった。
しかし、それが少女小説と呼ばれるようなものであったのは
なぜか気恥ずかしい気がしてしまうのは、なぜでしょう。
本当は兄弟でした、なんてチープに思えるかもしれないけど、
平安時代には、ありえるかもしれない。
何しろ一夫多妻制が認められてたわけだし。
とりあえず、古典に興味を持つ子がいたらいいなぁと思うので、
生徒に薦めてみようと思う。