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オーデュボンの祈りオーデュボンの祈り
伊坂 幸太郎 著 ; 新潮社 出版 ; 2003.12

****文学**日本文学****
おすすめ読者年代 高校生以上
ファンタジック度 ☆☆☆★★ 3
どんでん返し度  ☆☆☆★★ 3

つい最近まで全く知らない作家でしたよ。

生徒の「“目覚しテレビ”で紹介されてた!6月発売!」
その情報だけで探し当てた自分を褒めたいよ・・・・。
目覚しテレビのHPにその「おすすめ」のコーナーないんだもんよ・・・。

なんで目覚しテレビ見てないんだ!と言われ、
( ´゚д゚`) 見てられっかー!(心の声
何でもできると思わないでおくれよん。無理だよ・・・いくら自称テレビっ子でもさ・・・。
それに私はみのもんた派なんだ。
朝からもんたがテレビに出てテンション上げてるのを見ると
この人はサイボーグなんじゃないだろうか・・・と毎朝思うのが好きなんだよ。(心の声

まぁ色んな人から情報を得て何とかかんとか『死神の精度』ってのを見つけた。
そして他の伊坂幸太郎サンの本も入れることにした。人気作家らしいので。
他の作品の一個目がこの『オーデュボンの祈り』。

(´・д・`) 伊坂幸太郎ねぇ・・・・(気乗りしない
読み始めてまず思ったのは
 読みづらい・・・・

主人公伊藤がコンビニ強盗をしたのは、ほんの出来心。
パトカーに乗せられて「ヤナ奴」が警官になってたのを知り、
その同級生である警官に取調べを受けるのかを思うと自分の出来心を呪わずにいられない。
伊藤は搬送されるパトカーから逃げ出し、気づけば「荻島」という小さな島にいた。
その島は日本ではあるのだけれど、地図には載っていない。
荻島は鎖国された島なのだ。

その島には決定的に足りない「何か」があるという。
それを伊藤が持っているはずだと言われるのだけれど
伊藤にはその「何か」が皆目検討つかない。

荻島は不思議な島だ。
江戸時代の後から鎖国されていると言うにしては外国文化が取り入れてある生活だし
コンピュータもあるらしい。

日本(鎖国されていない日本。伊藤がいた島)になくて荻島にあるもの、は いくつかある。

優午というしゃべる「かかし」がいる。
そのかかしは未来を予言できるのだ。
罪を犯した人間は、優午の言葉によってすぐ捕まえられてしまう。
しかし優午は島の人間には未来を教えたりしない。
「コト」が起こってから伝えるのだ。

桜という美しい男がいる。その男は拳銃を持つことを許されていて、罪を犯した人間を殺す。
「うるさい」と言ってズガーン。
桜が殺すには何かしらの理由がある、と住人は知っている。
だから桜は誰にも咎められたりすることはない。

荻島では罪人は優午の予言によって捕まえられる、もしくは桜によって殺される。


優午は、荻島が鎖国をされる頃からずっと、ずいぶん長い間 田に立っていた。

ある日、優午が殺される。
優午は「かかし」だから、殺されるというのはオカシイ。
でも優午は誰かに「殺された」。
喋るかかしはある日 田から引き抜かれ、頭になっていた部分もなくなってしまっていたのだ。

優午はかかしではあったし、未来を口にしたりはしなかったけれども、
島の住人は、かかしの言葉を聞いて生活していた。
いわば優午というかかしは 住人の道しるべでもあり、守り神のようなものであったのだ。
島はどうなってしまうのか。

伊藤は日本に帰ってもコンビニ強盗と逃亡の罪に咎められるだろうし
自分が持っているはずだという「何か」を探すことにする。

ナニがおもろいんだ、と思いながら読んでたんだけど、
かかしの優午が殺されたあたりから ぐんぐん作品に引き込まれました。

ちなみに優午殺しの犯人を見つけて終わり、って本ではないです。
「何か」を探す本、とでも言うべきでしょうか。

シュールリアリズムってのはこういう本だな、と思う本でした。
こういう本は個人的には大好きです。

文庫本は改稿されてから発売されたらしいので、文庫本の方がおすすめでしょう。
非常に面白かったと思います。

しかし改稿される前の単行本はamazonで11000円以上の価格がついている・・・。
プレミア価格恐るべし。
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