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白い部屋で月の歌を白い部屋で月の歌を
朱川 湊人 著 / 角川書店 出版 / 2003.11

****文学**日本文学****

朱川湊人サンと言えば、最近直木賞を受賞されました。
『花まんま』っていう大阪の下町を舞台にした作品です。

もちろんうちの蔵書にも『花まんま』は入れてるんですけど、
直木賞とかって言うと、大人が借りるんですよね。(教員とか)
多分 市立図書館では貸出予約が山ほど入ってて借りられないだろう・・。

「ホラー」ってなってるんだけど、
(´・д・`) ホラーの定義ってなんじゃらほい?
って読み終わった後に思いました。
まぁ定義づけなんてどうでもいいんだけどさ。

まぁリアリティって面で言えば「虚構」のものが出てきますが
心理的な圧迫感を感じるかと言えばそうではなく、
かといって心霊現象を描いた作品でもなく。
読み終えたあと、なんだか切なくなる作品でした。

2本の短編が入ってます。
表題の「白い部屋で月の歌を」と、「鉄柱(クロガネノハシラ)」。

『白い部屋で月の歌を』は、霊の「剥がし屋」と「憑巫(よりまし)」の話です。

 あなたは、月が啼くのを聞いたことがおありでしょうか。
 いえ、ふざけているのでも、気取った物言いをしているわけでもありません。実際は月は啼いているのです。
 繊細なガラスの細工物が震えるような、あるいは童話の小人が静かに奏でる笛のような、柔らかく清浄な音色で、確かに月は啼いているのです。 (『白い部屋で月の歌を』冒頭)

憑巫のジュンは人とは少し違う。自分の力で立って歩くことも、自由に体を動かすこともできない。
でも先生はジュンにとてもよくしてくれる。
ジュンには記憶がない。きっと先生に聞けば教えてくれるのだろうけれど。
先生は一流の「剥がし屋」で素晴らしい能力を持っている。
その仕事には自分が必要だと先生はおっしゃる。

あるときジュンと先生は生きている人間エリカの霊を剥がす依頼をされる。
生霊を剥がすのは初めての仕事だった。
その時にジュンはエリカに淡い恋心のようなものを抱くことになる。

話は読みやすくて、どんどん読み進めることはできるんだけど、
最後の最後にちょっと重い展開が待っています。

もう1個の『鉄柱(クロガネノハシラ)』は、
町民が人生で最良の日だと思う日に“満足死”を遂げるための鉄柱があり、
人生の終止符を自分で決め、その柱で首をつって死ぬって話。
これはテーマは重いんだけど、「幸せ」って何なんだろうって考えさせられる話でした。
ひろりは2番目の話のほうが面白かったなぁ。ちょっと重いけど。

両作品とも読みやすかったです。

(´・д・`) ・・・・生きてるって答え出ないよね。
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