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林真理子 著 ; 小学館 出版 / 2003.10
****小説**日本文学****
おすすめ読者年代 20代以上
恋愛指数 ☆☆☆★★ 3
ドロ沼度 ☆☆☆☆★ 4
幸せ指数 ☆★★★★ 1
ドラマ原作になったこの本。
大手企業に勤める33歳独身OL奈央子は微妙な年頃になっていた。
大手の企業で結婚なんていつでもできると思っていたはずなのに。
決して容姿が悪いわけではなく、どちらかといえばいい線のはず。
ファッションにも手を抜かず、商社に勤め、それなりの出会いもある。
それなのになぜ結婚できないのだろう。
人のために嫌な役回りをつとめることもある。
後輩にも人気がある。
給料だってかなりいい金額をもらってる。
そのお金で自分を磨くのも忘れてはいない。
間違ったことなど何もしてないはず。
それなのになぜこの年になっても結婚していないのだろう。

松久淳+田中渉 著 ; 新潮社 出版 ; 2004.9
****文学**日本文学****
おすすめ読者年代 高校生以上
家族度数 ☆☆☆★★ 3
感動指数 ☆★★★★ 1
感涙指数 ☆☆★★★ 2
天国の本屋の続編。
主人公のイズミは結婚詐欺師。
結婚詐欺を成功させて、自分の美貌のために使わなければ。
切羽詰った29歳。
今度の獲物は今までで一番の「大物」。
そのためなら汗ばんだ手で肩を抱かれようが、
今時それはないだろう?というような
アロハシャツのペアルックにも我慢してやる。
心の中で毒づきながら、どうかバレませんようにと願いながら・・・
「この人、結婚詐欺師ですよ」
そう、そんなことを言ったりする奴が現れませんように・・・。
え?
振り返るとアロハを来た初老の男が立っている。
イズミの経歴を次々と口にするアロハの初老男。
今まで起訴処分には至ってないが、検挙6回と言う事まで知っている。

鈴木 清剛 著 ; 新潮社 出版 ; 2002.6
****小説**日本文学****
おすすめ読者年代 高校生以上
読みやすさ ☆☆☆☆☆ 5
感動指数 ☆☆★★★ 2
映画化の原作になったこの作品。
文庫版の最後には監督、行定勲さんの
「映像と小説のあいだ」という文章が載っている。
映画は観ていないからわからないんだけど、
原作に忠実を心がけて映画化されたようだ。
主人公の賢司は入社二年目のサラリーマン。
高校の同級生である遼一のデザイナーズブランド制作の部屋から
賢司が最後の出勤をする場面から始まる。
高校三年生の進路決定の時期にいきなり
デザイナーになる
と言い出した遼一の決定理由は「勘」。
これからの時代を考えてビジネススクール進学を考えた賢司とは
正反対と言ってもいい進学理由だ。