恋愛小説、泣ける本からマニュアル本まで。
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青木 和雄, 吉富 多美 著 ; 金の星社 出版 / 2005.4
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 小学校高学年以上
泣ける指数 ☆☆☆☆☆ 5
ハッピー度 ☆☆☆☆☆ 5
「めっちゃ泣いた!感動しますよ!」
何回この言葉を聞いただろう。
生徒が「中学の時に読んで泣いた!」と言う。
それも本なんてあまり読まなさそうな子まで。
書き出しからいきなり「泣くため」の序章が始まる。
**引用**
「おまえ、生まれてこなきゃよかったよな。」
電子レンジで暖めたカレーを、器用に二つのさらにとりわけながら直人が言った。レトルトカレーのあまずっぱい匂いが、キッチンいっぱいに広がった。
********
「あー、泣くための本なのか」と思いながら読み出したのに。

山田 詠美 著 ; 新潮社 出版 / 1996.2
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 高校生以上
青春指数 ☆☆☆☆☆ 5
納得指数 ☆☆☆☆☆ 5
恋愛指数 ☆☆☆☆★ 4
主人公の時田秀美クンは17歳。
ショット・バーで働く年上の桃子サンとは恋人同士。
父親はわからない。
おじいちゃんとお母さんの3人で暮らしている。
秀美クンは勉強ができない。
でもクラスの人気者だ。

西田 俊也 著 ; メディアファクトリー 出版 / 2000.12
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 社会人以上
ラブラブ度 ☆★★★★ 1
スッキリ度 ☆☆★★★ 2
過去の恋愛 ☆☆☆☆★ 4
主人公の由希子は三十三歳。
明日は十歳年下の加納との結婚式だ。
天文台に勤める由希子は、カメラマンの加納との結婚を前に、
今まで捨てるに捨てられなかった恋の遺品を捨てに車ででかける。
そして雪のつもる北の大地で遺品の捨て場所を探していて事故を起こしてしまう。
気づけば昔の恋の相手の元にタイムスリップしてしまっていた、という話だ。
過去の恋の相手の元に時間移動してしまうことになるのだが、
キーワードは思い出の曲。
過去の恋愛相手との強い思い出の残る曲を聴くと、その相手の元へ行ってしまう。

島本 理生 著 ; 角川書店 出版 / 2005.2
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 高校生以上
恋愛指数 ☆☆☆☆☆ 5
感涙指数 ☆☆★★★ 2
ナラタージュ:映画などで、主人公が回想の形で、過去の出来事を物語ること。
ザ・恋愛小説。まず出るのはそんな感想。
主人公は女子大生。
高校のときの恩人葉山先生に焦がれる女の子。
卒業と同時に終わったはずの恋なのに、なぜか今も忘れられない。
それが演劇部の助っ人という形で母校を訪れることとなり、
どこかで予感していたように葉山先生と再会することとなる。
帯には「お願いだから、私を壊して。帰れないところまで連れて行って見捨てて。あなたにはそうする義務がある。」
「魂を焼き尽くすほどの恋。封印したはずのあの痛みを、よみがえらせてしまう小説。」
まさに本作は、帯文句に負けない「恋愛小説」である。