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沖で待つ沖で待つ
絲山 秋子 著 ; 文藝春秋 出版 / 2006.2
****日本文学**小説****

おすすめ読者年代 社会人
お手軽度 ☆☆☆☆★ 4
お仕事度 ☆☆☆☆★ 4

第134回芥川賞受賞作品。
『勤労感謝の日』と表題作『沖で待つ』の2本。

芥川賞ってのはもっとアクの濃いというか、少々読みにくい本というイメージがあったが、
この本はサラッと読める作品だなあと思った。

表題作、『沖で待つ』は、同僚の太っちゃんの死後、
ふらりと寄った太っちゃんの家に太っちゃんがいる場面から始まる。

職場で出会い、男女の違いはあれども、
同期の同僚という仲間意識で繋がった2人。
どちらかの死後には、と軽い気持ちで秘密の協約を交わします。


『勤労感謝の日』は、仕事もしておらず、未婚の36歳の女。
恩人、とでも言うような相手から見合いを勧められ、
あまり乗り気ではないにしろ、とりあえず見合いをする話。
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魔王魔王
伊坂 幸太郎 著 ; 講談社 出版 / 2005.10
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 社会人
政治指数 ☆☆☆★★ 3
超能力度 ☆☆★★★ 2

伊坂幸太郎作品好きの読者にとって、この作品はどういうものなんだろう。
まだ何作かしか読んでないからわからないけど、
『死神の精度』とか『オーデュボーンの祈り』とは違う作品だと思う。

ある日、超能力とでもいうような能力を持ってしまった主人公。
主人公の安藤は、他人に自分の思ったとおりの言葉を吐かせる能力を持つ。
どちらかというと、考えすぎと言われるような人間だが、
自分にとっては当たり前のことだ。生きることは考察することだ。
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アーモンド入りチョコレートのワルツアーモンド入りチョコレートのワルツ
森 絵都 著 ; 角川書店 出版 / 2005.6
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 中学生以上
音楽指数 ☆☆☆★★ 3
恋愛指数 ☆☆☆★★ 3

子どもは眠る : ロベルト・シューマン<子供の情景>より
彼女のアリア : J・S・バッハ<ゴルドベルグ変奏曲>より
アーモンド入りチョコレートのワルツ : エリック・サティ<童話音楽の献立表>より


短編3本収録。
森絵都サンは、どちらかというと女の子に人気の作家です。

『子供は眠る』の主人公は中学2年生。いとこと5人で過ごす夏休みの物語。
『彼女のアリア』は中学3年生の男の子が主人公。
旧校舎でこっそり会う女の子との恋物語。
『アーモンド入りチョコレートのワルツ』の主人公は中学1年生。
ピアノ教室に突然奇妙なフランス人サティのおじさんが現れてからのお話。
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キッドナップ・ツアーキッドナップ・ツアー
角田光代 著 ; 新潮社 出版 / 2003.6
****日本文学**小説****
おすすめ読者年代 小学校高学年以上
読みやすさ ☆☆☆☆★ 4
ハラハラ度 ☆★★★★ 1
家族指数   ☆☆☆☆★ 4

kidnap(キッドナップ) : (子どもを)さらう

夏休みの初日、「おじょうちゃん、お乗りになりませんか」と男に声をかけられる。
ユウカイ犯は、ハルの名前を知っている。
なぜならその男はハルのお父さんだからだ。

ユウカイ犯の父と娘は近所のファミリーレストランに向かう。
そこでハルはエビフライのセットといちごババロア、
父は和風ハンバーグのセットとビールを頼む。

誘拐犯の父はファミリーレストランで母に自分の要求を電話する。
しかし要求をのんでもらえない父は、ハルと逃走の旅をすることになる。
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日々是作文日々是作文
山本文緒 著 ; 文藝春秋 出版 / 2004.4
****日本文学**エッセイ****
おすすめ読者年代 社会人、女性向け
読みやすさ ☆☆☆☆☆ 5
納得指数  ☆☆☆☆☆ 5

直木賞作家。元少女小説作家。
そんな作者が書いたエッセイを集めた作品です。
コンセプトがないものなので、
何かについて書いてあるというわけではありません。
強いて言うなら「恋愛」でしょうか。

特に読書好きと言うわけでもない元OLの作者が、
なぜ作家になったのかだとか、
離婚歴のある彼女が、結婚というものについて語ったり
エッセイ自体に統一感はないものの、
山本文緒サンの自論に納得させられました。
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