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ないた赤おにないた赤おに
浜田廣介 作 ; いもとようこ 絵
金の星社 出版 ; 2005.5
****芸術**絵本****
おすすめ読者年代 小学生以上(読み聞かせは除く)
感涙指数 ☆☆☆☆☆ 5
再読予想 ☆☆☆☆☆ 5

『天国の本屋』にも出てきた『泣いた赤おに』。
絵本です。
ひろりは絵本が大好きなのですが、絵本って高いのよね。
この本は結構やすめだと思います。

色んな作家の絵で出版されてますが
『ないた赤おに』、『泣いた赤おに』、『ないたあかおに』、
微妙にタイトルが違う・・・・。
こういうの検索しずらいのよね・・。
e-honのサイトでの検索は全部ひらがなで検索したら出るから便利。あとbk-1も。

やっぱり絵本は絵柄でしょう!この本が一番いいなと思いました。
絵はいもとようこサンです。

作者は浜田廣介サン。
本の帯に「近代児童文学の先駆者」とあります。

「どこの山か、わかりません。
 その山のがけのところに、家が一けんたっていました。」

そこに住んでいるのは主人公、心の優しい赤おにです。

「その赤おには、ほかのおにとは、違うきもちをもっていました。」

仲間の鬼のためになる、できるだけ良いことをしていたい。
もしできることなら、人間達の仲間になって仲良く暮らしていきたいな。
 
そして赤鬼は自分の家に立て札を立てます。

「ココロノ ヤサシイ オニノ ウチデス。
 ドナタデモ オイデ クダサイ。
 オイシイ オカシガ ゴザイマス。
 オチャモ ワカシテ ゴザイマス。」

易しい仮名の文字で短く書き記しました。

次の日1人のきこりがその立て札を目にします。
そして仲間のきこりに言います。「おかしなものをみてきたよ。」

2人のきこりは立て札まで戻ってみました。
しかし「だますつもりじゃなかろうか?」とひそひそ話します。

家の中で耳をすましていた赤鬼は
真っ赤な顔を窓のそばからつきだして、2人のきこりに声をかけました。
そのとたん、2人のきこりは後ろも見ずに山を下って行きました。

「おには、じぶんの立てふだにうらめしそうに
 目をむけました。板きれをじぶんでけずって、
 じぶんで切って、くぎづけをして、じぶんでかいて、
 にこにこしながらじぶんで立てた、立てふだなのでありました。」

そこにひょっこりと仲間の青鬼がやってきます。

(´・д・`)・・・・話は続くんだけどさ・・・・・。
短い話なのに泣きそうになったよ。絵本恐るべし!

************感想(ネタバレ・注意)*************
青鬼は赤鬼に言います。
たまに遊びに来てみるとそんな苦労でくよくよしているのか、と。

青鬼はさらに言います。
「ぼくが、これから、ふもとの村におりていく。そこで、うんとこ、あばれよう。」
暴れる僕を君がやってきて、僕を抑えて、僕の頭をポカポカ殴る。
そうすると人間たちは、きっと君をほめたてて、遊びに来るようになるよ。

二人の鬼はふもとの村で立ち回りを演じます。
それを見た村人は
鬼は乱暴者ばかりだと思ってたのに、あの赤鬼はてんで違う。きっと優しい鬼なんだ。
そう思い、安心して赤鬼の家に遊びに行くようになりました。

人間の友だちができた赤鬼は、淋しくなくなりました。
しかし日が経つにつれ、心がかりになるものが一つ。
青鬼があの日別れて以来、ただの一度も訪ねてこなくなりました。

具合でも悪くなったのか、と心配した赤鬼は青鬼のすみかに行きました。

戸口は固く閉じられています。
その戸のキワに貼り紙がしてありました。

アカオニくん。人間達とどこまでも仲良く真面目につき合って、楽しく暮らしていってください。
僕はしばらく君にはお目にかかりません。
このままつき合えば、人間達は君を疑うかもしれない。
僕はこれから旅に出ることにしました。
長い長い旅になるかもしれません。

「ケレドモ、ボクハ イツデモ キミヲ ワスレマスマイ。
 ドコカデ マタモ アウ ヒガ アルカモシレマセン。
 サヨウナラ、キミ、カラダヲ ダイジニシテクダサイ。」
 
「ドコマデモ キミノ トモダチ  アオオニ」

「赤おには、だまって、それを読みました。
 二ども三ども読みました。
 戸に手をかけて顔をおしつけ、
 しくしくと、なみだを流して泣きました。」

終わり。。・゚・(つД`)・゚・。

目に見えていることや、その人の言葉ばかりが優しさや愛情ではなくて、
本当に優しい人って、いつでも相手に負担をかけまいとして、
自分が何もしていないよう、気づいてないように立ち振る舞う。

相手のことを本当に考えるってのは不可能かもしれないけど、
考えれば考えるほど周到に優しくできる。
その時間や想いに気づかないほど、優しくできたらいいなと思います。
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